豆まき ～ 武蔵一宮氷川神社

大宮にある武蔵一宮氷川神社で行われた節分の豆まきに行ってきた。


参道を通ると臨時の自転車置き場が設置されていて、チャイルドシート付きのママチャリがずらりと並んでいた。


事前にホームページを調べたところ12時半から始まるとのことだったので、12時20分頃に行ったが、豆まきが行われる舞殿の所にはすでにたくさんの人が集まっていた。


青鬼役と赤鬼役の人がすでにスタンバイしていて、豆まきが始まる前に写真撮影に応じたりコミュニケーションをしたりしていた。


12時半になって、そろそろ始まるかな？と思ったのだが、豆まきの前にどうやら豆まき役の人たちのお祓いをするようで、神職の方と拝殿の方に入っていた。


お祓いは15分ぐらいかかって、まず神職の人たちが出てきて、そろそろ始まるのかな？と思ったが豆まき役の人たちは出てこない。


最初は愛嬌を振りまいていた赤鬼青鬼役の人もすっかり待ちくたびれている様子だった。


開始から20分ぐらい経ってやっと豆まき役の人たちが出てきた。


氷川神社では「福は内、福は内、鬼は外」というかけ声だという場内アナウンスがあった。そろそろ始まるということで場内は否が応でもテンションが高まる。


いよいよ豆まきが始まった。場内のテンションはマックスになる。


実際は豆ではなく、小さな袋菓子がまかれた。まかれるたびにみんな手を出して取り合いになる。


きれいなお姉さんも豆をまいていた。


お菓子はいくつかの段ボールで用意されていたのに、あっという間に終わってしまった。自分は結局ひとつも取ることができなかった。袋一杯に戦利品を持っている人も居たので、何かコツがあるのだろう。


みんな祭りの後の虚脱感を抱えながら帰って行く。


豆を取れなかった人は、福豆が300円で売られているのでそれを買っていた。2月3日だけ特別に、豆を買うと福引きができる。自分も買ってくじを引いたがティッシュだった。


豆まきは24節季の立春の一日前に行われるものだというのを今回初めて知った。立春を迎える前に邪鬼を払うという、これも立派な神事なのだなと改めて思った。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D90 ボディ

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