SSブログ

日航破綻処理で誰が儲かるのか?

「日航、営業益1616億円 再上場に弾み」(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012020302000029.html

日航は公的資金を注入して再建中だったと思うが、家電各社が数千億円単位の損失を出している中、なんと1616億円の利益を出したそうだ。
こうなると、もともと利益が出るのが分かっていて公的資金注入などしてたんじゃないかと疑いたくなる。
この件で損した人・得した人は誰なんだろうと思う。
ニュースから拾うと、

銀行の債権放棄:5200億円 →結局は預金者が損をする。
公的資金投入:3200億 →株式の再上場で返済されるらしいので±0なのか?(利息分は国民の損か?)
人員削減:19000人 →削減された人は路頭に迷う。
破綻前に株を持っていた人 →大損。

結局、銀行、すなわち預金者と、リストラされた人が大損で、リストラされなかった人と再上場したときに株を買う人だけがウハウハということになるのだろうか?
きっとハゲタカ外資が買いあさるのだろう。
こういう、企業ロンダリングのような出来事がやたら多いなぁ、と思ったりする。

ハゲタカ〈上〉

ハゲタカ〈上〉

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。